高齢者支援 成年後見人について

 

成年後見人を選出するにあたって大切なことは?

成年後見人になってもらうのは、誰が良いのでしょうか。
成年後見人等は、本人にためにどのような保護・支援が必要かなどの事情に応じて、家庭裁判所が選任することになります。

本人の親族以外にも、法律・福祉の専門家その他の第三者や、福祉関係の公益法人その他の法人が選ばれる場合があります。

メリット・デメリット

成年後見人には、ご家族や知人、または専門家を任命することが出来ます。
それぞれの長所、短所をよく把握し、決定しましょう。

 
メリット
デメリット
家族・知人
  • 本人のことを理解している。
  • あまりお金がかからない。
  • 財産の混同の可能性がある。
  • 法律や福祉などの専門知識が乏しい。
  • 財産の管理等をめぐり家族や親戚の間に不信感が生まれるおそれがある。
専門家
  • 職業倫理をもっている。
  • 法律や福祉などの専門知識がある。
  • 子供や親戚などがいない場合に頼れる。
  • 報酬を支払う必要がある。
    (月額30,000円程度〜)

成年後見人の役割

成年後見人には、さまざまな役割が存在します。
ご本人様、ヘルパーさんの役割を含め、ご説明します。

 
役割
成年後見人
  • 金銭等の 財産管理
  • 介護認定の申請
  • ヘルパーの手配
  • 施設の入所契約
  • 年金等の役所手続
  • 悪徳商法対策
ご本人
  • 婚姻
  • 養子縁組
  • 手術の同意
 
ヘルパー
  • 食事作り
  • 掃除
  • 洗濯
  • 買い物

費用・報酬

各種事務手数料、報酬の一覧です。
条件に下表の限りではないこともございます。詳しくはお問合せください。

 
▼費用
▼報酬
▼総額(事例)
成年後見申立
申立て手数料 800円 150,000円 359,800円
(鑑定費20万円の場合)
郵便切手 3,000円〜5,000円
登記手数料 4,000円(登記印紙)
鑑定費用 100,000〜200,000円
任意後見手続代行
公証人手数料 11,000円 150,000円 167,240円
登記嘱託費 1,400円
登記印紙 4,000円
郵券代 540円
公正証書謄本 200〜300円/1枚
見守り契約
公証人手数料 11,000円 25,200円/年 36,500円/1年目
25,200円/2年目以降
公正証書謄本 200〜300円/1枚
後見契約(任意・成年)
-
31,500円〜/月 31,500円〜/月
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中部司法書士事務所